大学生の借金返済はやばい!危険はいくら位?返済できない場合の対処法で借金地獄を回避!
毎日の授業にサークル活動、友だち付き合いやアルバイトなど…大学生の毎日は何かと忙しいです。
昨今のコロナウイルス感染拡大防止に伴う飲食店離れ、外出制限などにより、大学生がたくさん働いているであろう飲食店や各種サービス業においては、バイトのシフトを極端に少なくされた等で、収入がガクッと減ってしまったという学生も多くいたようです。
自分が感染してしまったり濃厚接触者になってしまったことにより、バイトのシフトに入れなかった…職場がお休みになってしまってなども考えられます。
自分自身の収入減だけでなく、仕送りをしてくれている親達の収入も減っている可能性があります。仕送り代が出せない、少なくなったという方も居るのではないでしょうか。
また、大学生は生活費や娯楽費だけでなく、「学費を自分も負担している」というケースもあります。大学を辞めなければいけないというケースも……。
そんな「お金の問題」を抱えている大学生の中には、「生活費が足りない…」「お金を借りられたら…」思う方もいるようです。
そもそも大学生でも借金できるのでしょうか。成人年齢が下がったので、その分早くからカードローンや消費者金融でのキャッシングもできるようになっているのでしょうか?
借りれる場合は、大学生であればいくらまでなら安心して借りられるのか、またいくら以上になるとその借金やばいでしょ?あっという間に借金まみれの借金生活になってしまうよという危険な状況になってしまうのでしょうか。
大学生が借金地獄に陥らないための借金返済方法や、もし借金まみれになってしまった場合の対処法まで、チェックしてみましょう。
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大学生でも借金は可能?成人年齢引き下げで可能に!
仕送りやバイト代がどうしても足りないときに、「つなぎ」として借金を検討する大学生も多いのではないでしょうか?
まず気になるのが、「そもそも大学生がローン契約を結ぶことは可能なのか?」という点です。2022年4月より、成人年齢が引き下げられたため、大学生でもお金を借りられる場面が増えています。
政府広報オンラインのサイトでも、18歳(成年)になったらできることの一つに、ローンを組むという内容が含まれています。
ただし実際には、大学生がお金を借りられるかどうかは、利用する金融業者によって異なるでしょう。成人年齢引き下げ後も、20歳以上だけをターゲットにしている業者も少なくありません。
20歳以上の大学生もいるため、「大学生でもお金を借りられる」はあります。お金を貸してくれる業者としては、
- 銀行
- 消費者金融
- クレジットカード会社
などが挙げられます。もっとも低い金利でお金を借りられるのは銀行ですが、その分審査は厳しいでしょう。大学生が通過するのは至難の業です。
一方で、消費者金融の中には、学生をターゲットにした学生ローンを提供する業者も少なくありません。またクレジットカードに付帯するキャッシング枠を使い、お金を借りる方法もあります。
お金を借りるためには審査通過が最低条件
大学生にお金を貸してくれる業者が存在するからといって、誰でも好きなだけ借りられるわけではありません。
金融業者がお金を貸してくれるのは、社内審査を通過した人のみ。つまり「お金を貸してもしっかり返してくれるだろう」と見込まれなければ、お金を借りることはできません。
過去に延滞や債務整理といった金融事故がなく、無理のない借入額であれば、大学生でも審査を通過できるでしょう。
大学生の借金事情…借金を抱える学生の割合と5つの理由
大学生にとって、借金は決して縁遠いものではありません。2020年にGMOあおぞらネット銀行株式会社が行った調査によると、大学4年生の35%が「借金あり」と回答。
この「借金」には奨学金も含まれているものの、3人に1人以上がすでに借金経験がある事実がわかっています。
また「現在の借金額」に関する質問で、もっとも回答が多かったのは「100万円~300万円未満」。決して少なくはありません。
※大学4年生・社会人1年生1000名の懐事情 第2弾マネーに関する調査2020「収入・支出・投資・借金」より内容引用
しかしなぜ大学生が借金しなければならないのでしょうか?大学生の借金の理由になりやすい5つのポイントを解説します。
学費や生活費を支払うため
大学に通うために必要な学費は、4年間で200~400万円ほど。親元を離れ一人暮らししている場合、さらに家賃や食費といった生活費がかかります。
こうしたお金を賄うために、借金をする大学生も少なくありません。奨学金は、その代表例と言えるでしょう。
バイト代が減ってしまったため
サークル費用や交際費、遊興費など、大学生活には何かとお金がかかりがち。「普段はバイト代で賄っている」という方も、バイトが少なくなればピンチに陥ります。
飲食系は大学生にも人気のバイト先ですが、新型コロナウイルス感染拡大により、経営を見直す店舗も少なくありません。「以前よりもシフトに入れない…」と悩む大学生もいます。
また、テストや学業など、学生ならではの理由が原因で、バイトできる時間が減ってしまうことも考えられるでしょう。
サークル活動や交際費のため
サークル活動は大学生活ならではあの魅力の一つ。しかし場合によっては、想像以上の出費に悩まされるケースもあります。
- 活動費
- 飲み会費用
- 合宿費用
- 道具代
- 場所代
全員支払うものを、「自分だけ支払わない」というわけにはいかないでしょう。生活が苦しくなっても支払いをやめられず、「借金してでも支払う」という方も少なくありません。
就職活動のため
就職活動も大学生が借金してしまう理由の一つです。企業説明会や面接が遠方であるとわかれば、行かないわけにはいきません。自分の将来のためですから、当然の選択と言えるでしょう。
また、基本的には企業側の都合に合わせて行動しますから、「お金が溜まるまで待っていてもらう」というわけにもいきません。指定日までに必要なお金を工面するため、借金に手を出す方も多いようです。
親に仕送りの増額を言い出せないため
学生の立場で、使えるお金が限られているのは仕方がないこと。必要なお金を用意できない場合には、親に頼むのが一番です。
とはいえ、昨今の経済状況の中、厳しい状況に追い込まれているのは親世代も同じ。「お金が必要でも、親にこれ以上迷惑をかけられない」と考える方もいます。
大学生の借金はいくらまで可能?借金100万は危険?限度額と注意点
大学生という立場で、まだ収入も不安定な時期には、借金をしないのが一番です。ある分の中でやりくりする生活を基本にしましょう。
とはいえ、手持ちのお金だけではどうしても乗り越えられない局面があるのも事実。こんなときには、無理のない範囲での借入を心掛けてください。
- 総量規制とは?
- 借金問題で悩む人を少なくするため、借入総額を規制する制度。「貸金業者の貸付は、契約者本人の年収の1/3を超えてはならない」と定めている。
つまり、借りられるお金の上限は、アルバイト収入によって異なるというわけです。
アルバイト年収 | 月々の平均収入 | 総量規制による借入上限額 |
---|---|---|
60万円 | 5万円 | 20万円 |
80万円 | 約6万6千円 | 約26万円 |
100万円 | 約8万3千円 | 約33万円 |
大学生のアルバイトの場合、親の扶養内で働く方がほとんどでしょう。収入が少ない分、借入上限額も低くなります。
「借りられるお金=返せるお金」ではない!
総量規制のルールに則って借入上限額をチェックしただけでは不十分です。
というのも、借金をする際に必ず頭に入れておくべきなのが、「借りられる金額と、確実に返せる額は違う」という点です。
借入上限額と返済可能額は全く異なります。返済可能額は借入上限額を大幅に下回る可能性が高いので、注意しましょう。借入上限額ギリギリまで借りるのは、はっきり言って危険でしかありません。
1年間(12回)で返済する場合の1回あたりの返済額は、18,335円です。月々5万円の収入のうち、2万円近くを返済に回さなければいけません。
かなりの割合を返済に充てないといけなくなるため、臨時出費やアルバイトのシフトが減って収入減になった時に全く対応できなくなってしまいます。
借金100万円は余裕といった内容をネット上で見たことがある方もいらっしゃると思いますが、これはあくまでもある程度の収入がある会社員などに対しての内容と思っておいた方が良いでしょう。
アルバイトの学生で借金100万円あるとなると、かなり危険が額と言えます。返済が無理になる前に何かしらの手を打つ必要が出てきます。
借りられるからと言って、安易な借入をするのは絶対にやめましょう。借入前には、しっかりと借金返済シミュレーションを行ってください。
奨学金も借金の一種!
大学生の中には、奨学金を利用している方も多いでしょう。
奨学金とは、経済的な事情により進学が難しい学生をサポートするための、給付制度・貸与制度のこと。貸与型には有利子型と無利子型があります。
大学生に人気の奨学金制度。貸与型の中でさらに有利子型を利用している方が多いようです。
給付型以外の奨学金は、一般的な「借金」と同じですから、注意しましょう。特に、貸与型の有利子型は利子もつくため、返済額の方が借りた額よりも多くなります。
奨学金を借りた場合、以下のような特徴があります。
- 一般的な消費者金融よりも低金利である
- 返済がスタートするのは卒業後
奨学金も借金の一種とはいえ、消費者金融と比較すれば、条件的に恵まれています。たとえば、学費や生活費のために消費者金融を頼るなら、奨学金を利用した方が良いでしょう。
返済金額に応じた、「無利子型・有利子型」の返済回数や毎月の返済額、返済にかかる年数をまとめた表を参考にしてみてください。
【無利子型・奨学金200万円を借りた場合】
返済にかかる年数 | 返済回数 | 毎月の返済金額 |
---|---|---|
5年 | 60回 | 約33,000円 |
10年 | 120回 | 約17,000円 |
20年 | 240回 | 約8,300円 |
【有利子型(利率1.0%)で奨学金480万円を借りた場合】
返済にかかる年数 | 返済回数 | 毎月の返済金額 |
---|---|---|
10年 | 120回 | 約42,000円 |
15年 | 180回 | 約29,000円 |
20年 | 240回 | 約22,000円 |
有利子型の場合、返済期間が長ければ長いほど、利息負担も大きくなります。奨学金で貸与される額が多くなり過ぎないよう、注意しましょう。
卒業後の20年で返済するということは、完済時には42歳前後になっている方も多いはずです。
この時期は、ライフプランとしては「子育て」や「マイホーム購入」など、お金がかかるライフイベントも多数発生する可能性があります。奨学金返済を抱えていると、かなり厳しい生計となってしまいます…。
大学生の借金がやばい理由3つ
大学生での借金は推奨しません。なぜ大学生の借金は「やばい」と言われるのでしょうか。
3つの理由を紹介します。
1.そもそもの収入が少ないから
大学生の本分は学業であり、アルバイトはその隙間時間を活用して行うものです。
結果として、得られる収入には限界があります。大学生のバイト代といえば、4万円~8万円程度。この中で借金返済のためにやりくりするのは、非常に難しいでしょう。
また親の扶養の関係で、年間の収入を「103万円」までに抑えている方も多いはずです。「収入を増やして返済する」という手法も、取りづらいのが大学生の特徴です。
一般的には「借金いくらまで大丈夫?」という問いに「100万円を超えるとやばい」と言われていますが、大学生にこの基準は当てはまりません。
2.借金が原因で学業が疎かになるから
大学生がもっとも力を入れなければならないのは、「勉強」でしょう。しかし借金がきっかけとなり、勉強に集中できなくなってしまう人も決して少なくありません。
- 少しでも早く借金を返済するため、授業を犠牲にしてバイトをする
- 借金の返済が常に気になっていて、勉強に集中できない
- バイトが多すぎてテスト勉強ができず、単位をもらえない
このような理由で学業が疎かになれば、最悪の場合、留年してしまうケースもありえます。大学に行く期間が1年延びれば、その分学費もかさみます。
ほんの少しの借金が、人生そのものを狂わせてしまう可能性もあるのです。
3.返済が厳しくなれば、さらにやばい状況に陥る可能性が予想されるから
万が一借金が返せないとなった場合、相応の法的手続きが進められます。大学生だからといって大目に見てもらえるわけではありません。
借金が返済できなければ、金融業者は督促をスタートするでしょう。電話や手紙で借金返済を迫られます。
こうした状況を避けるため、「なんとかお金を工面しなければ…」と頑張る方もいます。友人・知人にしつこく迫れば、縁を切られてしまう恐れがありますし、なんとか業者から借りようとするなら、「闇金」を頼ってしまう可能性もあります。
闇金業者側は、大学生のこうした状態を理解した上で近付いてきます。甘い言葉に惑わされ、お金を借りてしまえば、さらに「借金地獄」など、状況は悪くなってしまうでしょう。
気付いたときには借金地獄!要注意サインをチェック!
大学生であっても、ローン契約を結べば、契約通りの返済を求められます。
借自身の収入の中で借金返済が難しくなってしまったら、借金総額にかかわらず「借金地獄」の状況と言えるでしょう。
以下のチェック項目を参考にし、自身の状況を冷静に確認してみてください。
- 返済日の前に、お金がなくなる
- 返済のために、友人や知人からお金を借りている
- 2社以上の金融業者からお金を借りている
- 自分がいくら借りていて、いくらずつ返済しているのかわからない
1つでも当てはまる点があれば、すでに借金地獄に陥っている可能性が高いです。借金が減らせるかを無料で相談できますし、専門家に依頼すれば督促や取り立てはスグに止まります。まずは専門家に相談して借金が減額できるかチェックしてみることをおすすめします。
以下で対処法を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
借金を返済できない場合の対処法とポイントを解説
借金を返済できないような状況でも、人生に絶望する必要はありません。借金問題を解決する方法は、必ずあります。
大学生でも実践できる対処法を3つ紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
1.親にすべてを打ち明け援助をお願いする
大学生が借金問題を解決するために、最もおすすめなのは親にサポートしてもらう方法です。
大学生にとってはコツコツ返済するのが難しい金額でも、親の力を借りれば一括で返済できる可能性も。一気に借金問題から抜け出せるでしょう。
もちろん、親からは叱られるでしょうが、誠心誠意受け止めましょう。きちんと反省の意を示した上で、サポートをお願いするのが筋です。
また同じことを繰り返さないため、ただ単に「親にお金を出してもらう」のはおすすめしません。しっかりとした「借用書」などの書類を作成し、親からお金を貸してもらいましょう。
2.収支のバランスを見直し短期集中型の返済を目指す
残念ながら親のサポートを期待できない場合には、限られた条件の中で自力返済を目指していきましょう。
まずは自身の収入と支出、そして借金の状況と返済額を確認してください。
大学生が収入を増やすのは決して簡単ではありません。まずは支出を減らすことからスタートしましょう。
- 毎月の生活費を見直す
- スマートフォンを格安プランにする
- 交際費を減らす
- お金のかからない趣味を楽しむ
- 飲み会の参加回数を減らす など
もし、実家がそれほど遠くないのであれば、一人暮らしをやめて実家で生活するだけでも支出は抑えられるでしょう。支出が減った分は、借金返済に回せます!
- イベントスタッフ(フェスや花火大会など)
- リゾートバイト(リゾートホテルや観光地スタッフなど)
- 引越しスタッフ
- 塾講師 など
支出の削減と、収入アップを組み合わせれば、返済スピードは上昇するでしょう。
3.債務整理をする
借金問題を解決するための最後の手段として紹介するのが、債務整理です。
返済できない借金は、法律の力で整理しましょう。債務整理は、借金救済のための措置で、借金をチャラにしたり減額することができる可能性があります。
債務整理には、主に以下の3つの種類があります。
【任意整理】
減額方法:直接債権者と交渉して、将来利息や遅延損害金などをカットできないか話し合い、和解を目指す。元金は減額できないが、利息の返済負担が減る、分割返済で1ヶ月あたりの返済額が減る分、返済負担が減る。
【個人再生】
減額方法:裁判所を介して、元金を含めた借金総額を大幅に圧縮する方法。債権計画案が通れば、5分の1程度まで借金を減らすことが出来る可能性がある。返済は残るが3年くらいかけて分割返済していく計画なので、毎月の負担は減る。
【自己破産】
減額方法:裁判所に借金返済を続けることが困難であると認められ、かつ借金理由が免責不許可事由でないと認めれれば、自己破産の申請が通り借金が免除になる可能性がある方法。借金返済義務が残らないため、借金負担は0に近いものとなる。ただし、税金など免除対象外の借金もある。
それぞれの特徴は、以下を参考にしてみてください。
任意整理 | 裁判所を通さずに、金融業者と直接交渉し、新たな条件で和解をする手続き。将来利息をカットし、元金のみを3年で返済するケースが多い。 ※安定した収入が必要 |
---|---|
個人再生 | 裁判所を通じて、借金を大幅に減額する手続き。再生計画案を提出し、認められれば、それに沿った形で返済が進められる。 ※安定した収入が必要 |
自己破産 | 裁判所を通じて、借金をチャラにする手続き。返済能力がなく、借金の理由が免責不許可事由に当てはまらなければ、手続き後に借金を返済する必要はない。 ※支払い不能に陥っていると認められる必要がある ※免責が許可されない場合もある |
大学生の場合、さまざまな事情を総合的に判断すると、「任意整理」がおすすめであるケースが多いです。
借金額が数十万円とごく限られている場合、個人再生や自己破産のメリットである「減額幅が大きい」という部分は、実感しづらくなってしまうでしょう。
弁護士や司法書士などの専門家にできるだけサポートしてもらうことも必要です。「結果、あまり減額にならなかった…任意整理しなければよかった」「この方法よりも別の方法の方が自分の借金には適していた」なんてことにもなりかねません。
債務整理の手続きをする前に、無料の借金減額シミュレーターで、借金減額がいくらくらいできるのか?どういった方法が適しているのか?などをリサーチしておきましょう。
リスクとかはないの?と疑問に思う方に、借金減額シミュレーターのデメリットについてお伝えしておきます。
- 診断はあくまでも簡易なものであるため、実際の減額とは金額が異なる可能性がある
- 手数料や余分な費用が発生する詐欺サイトも紛れている
- 専門家からしつこい電話がくる可能性がある
- 債務整理では減額できない種類の債務もある
また専門家に相談して借金が減らせるかや、自分に合った債務整理の手続きについて聞くのもおすすめ。24時間どこからでも無料で相談して診断してもらうことができますよ。専門家に依頼すれば督促はすぐにSTOPします。しつこい取り立てなどから解放されるため、精神的に楽になれるのではないでしょうか。
借金問題解決は、素早い決断が最大の鍵!
今回紹介した3つの方法を実践する際に、もっとも重要なのは「できるだけ素早く行動する」という点です。
借金問題は放置する時間が長ければ長いほど、債務者にとって不利になります。返済総額はふくらみ、また精神的な負担も大きくなってしまうでしょう。
迷っている間にも、利子は発生し借金が増えていってしまいます。ぜひ自分にどの方法が選択できるのかすぐ検討し、行動に移してみてください。
大学生の債務整理…気になるデメリット
借金返済がどうしても難しくなってしまった場合には、債務整理を検討しましょう。
とはいえ、いざ手続きしようと思ったとき、大学生の立場でどういったデメリットが発生するのかが気になる方も多いのではないでしょうか。
3つのポイントを解説します。
ブラックリスト入りは避けられない
債務整理をした場合、信用情報機関に事故情報が登録される、「ブラックリスト入り」と呼ばれる事態を避けるのは、難しいでしょう。
ブラックリストに乗れば、以下のような行動がほぼ不可能になってしまいます。
- 新たなローン契約を結ぶ
- クレジットカードを新規で発行する
- 手元のクレジットカードを使う
- 保証会社を利用して賃貸住宅を契約する
- スマートフォンを月賦契約で購入する
たとえば20歳のときに債務整理をすれば、ブラックリストに登録される期間は約5年~10年程度。20代のほとんどで、金融面に関する制限を受けることに。新規クレジットカードを申し込んでも、ブラック状態の時にはクレジットカード審査に通らないからです。
信用情報について詳しくはこちら
JICC 指定信用情報機関 株式会社 日本信用情報機構 信用情報の内容と登録期間
就職活動への影響はほぼない
大学生の立場で不安になるのは、「就職活動」への影響でしょう。信用情報機関に登録された情報は、与信審査以外の目的での使用が認められていません。
信用情報機関に登録された事故情報が原因で、就活が不利になることはまずないため、安心してください。
ただし、各金融業者が保有している「社内ブラック情報」は別。社内ブラックとは企業内だけで共有される情報で、永久的に残るケースもあります。
減額効果が少ないケースもある
大学生の借金問題は、借金総額が少ないことも影響し、債務整理を行ってもあまり減額効果が得られないケースも。
だからこそ、手続き前に慎重に検討することが大切です。
大学生で借金地獄に陥りそうでやばい!と思ったら、まずは弁護士や司法書士などの専門家に相談しましょう。債務整理によってどの程度のメリットが期待できるのか、わかりやすく説明してもらえます。
大学生の借金は危険!計画的なご利用を
大学生でも、お金を借りることはできますが、収入が限られる大学生にとって、お金を借りることのリスクは極めて大きいと言えるでしょう。
「借金しないとお金足りないな…」と思ったときには、まずは一度、借金以外の方法がないかも確認してみてください。
その上で「やはりお金を借りよう」と思った場合には、返済シミュレーションも駆使して、無理のない範囲での借入を心掛けてくださいね。
そして、既に借金をしている、借金をしていて滞納してしまいそう…既に返済できていない辛い状況であるという場合は、債務整理を視野にいれ、専門家にすぐ相談することをおすすめします。
減額診断
をすぐやってみる
大学生でも借金地獄に陥っているという書き込みもあります。借りれるということは、借金問題を抱えてしまうリスクがあるということにままなりません。