ギャンブルで借金がやばい!依存など危険な理由と返せない状況から抜け出す方法

借金返済 2024.03.28
ギャンブルで借金がやばい!依存など危険な理由と返せない状況から抜け出す方法

パチンコ、パチスロ、競馬、競艇、競輪、オンラインカジノなど…世の中にはさまざまなギャンブルがあり、趣味として楽しんでいる人は多いでしょう。

自由になる余裕のあるお金の範囲内で楽しんでいる方は全く問題ありません。しかし、勝ちたいあまりたくさんのお金をつぎ込み、すでに借金地獄に陥っているという人もいるのではないでしょうか?

ギャンブルしていないと落ち着かない「ギャンブル依存症」になっている可能性もあります。そんな方は、「借金」について悩んでいる可能性が高いです。

なぜなら、ギャンブルは借金と密接に関わっており、ギャンブルが原因の借金は危険と言われているからです。

ギャンブルで作った借金はなぜ危険なのか、ギャンブル依存症とはどんな症状なのか、ギャンブルによる借金を返せないときにやっては絶対にいけないことと、対処法などについて詳しく解説します。

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パチンコ、競馬…借金と密接な関わりがあるギャンブルにはたくさんの種類がある

ギャンブルとは、勝負事にお金を賭ける行為のこと。具体的にどのようなものが含まれるのでしょうか?パチンコや競馬が代表的ですが、ほかにもたくさんのギャンブルがあります。

  • パチンコ
  • スロット
  • 競馬
  • 競輪
  • 競艇
  • カジノ
  • インターネット賭博
  • 宝くじ
  • スポーツくじ(toto)
  • FX

インターネットが普及し、オンラインカジノなど海外のカジノサイトでプレイができるようになるなど、ギャンブルの種類は多様化しつつあります。

パチンコや競輪、競艇などは日本にしかないギャンブルですが、世界にはさまざまなギャンブルがあり、たとえ少額でもお金を賭けて競い合う勝負事はすべてギャンブルとされます。

宝くじはギャンブルではないという説もありますが、お金を賭けるという点では同じ。FXも投資ですが、広い括りギャンブルという位置づけにしてみました。

危険!ギャンブルは依存症になり、お金を借りてでものめり込む恐れがある

ギャンブルは、娯楽の一環としてお金に余裕がある中で、時々楽しむだけなら何の問題もありませんが、勝つことにこだわりすぎて、のめり込んでしまうととても危険です。

ギャンブルは、勝ったときの興奮を味わいたい、勝つか負けるかわからないスリルを感じたいといった理由から、ついつい深入りしてしまうことがよくあります。

ギャンブルには中毒性があります。常にギャンブルのことを考え、やめたくてもやめられない状態になっている人、また、お金がないのにも関わらず、お金を借りる行為をしてまでギャンブルをしてしまう場合は、「ギャンブル依存症」かもしれません。

もしかしたらギャンブル依存症かも?ギャンブル依存しやすい人の特徴とは?

ギャンブル依存になりやすい方の特徴をイラスト化したもの
ギャンブル依存症は、ギャンブルしていないと落ち着かなくなる病気。

ギャンブルをやめようと思っていても自分の行動をコントロールすることができず、お金がなくても借金をしてギャンブルを繰り返してしまいます。

1970年後半、WHOによって「病的賭博」という正式な名称がつけられました。ギャンブル依存症はれっきとした病気なので、治すには適切な治療を受ける必要があります。

ギャンブル依存症になりやすいのは、次のような人です。

  • 昔からギャンブルをしていて、ギャンブルに対する抵抗感がない人
  • 過去に大勝ちした経験がある人
  • 借金問題を抱えている人
  • 何らかの不満があり、現実逃避したい気持ちが強い人
  • ストレス発散のためにギャンブルをしている人
  • 勝つまであきらめたくない人(負けず嫌い)
  • 両親や祖父母がギャンブルしていたのを見て育った人
  • ギャンブルしやすい環境にいる人
  • 男性

ギャンブルに対する抵抗感がない人は借金に対する抵抗も少なく、簡単に借金しがちです。借金をしてまでもギャンブルする人は、ギャンブル依存症になっている可能性が高いです。

また、ストレス解消のために軽い気持ちで始めたつもりが、どんどんハマって依存症になることも。勝てたときはストレスを発散できても、負けたときはストレスを発散できるどころかさらに溜めることになりかねません。

そもそもギャンブルは、負ける確率の方が高くて当たり前。勝ちが続いたり、大勝できたりすることは稀なので、勝つまで続けていると結果的に損をします。

一説では、遺伝的要因や環境要因などさまざまな要素が重なってギャンブル依存症が発症すると言われています。

ギャンブル依存症であるどうかは依存症を扱う専門病院などで診断してもらうのが確実ですが、以下のセルフチェック項目でもある程度わかります。

  • ギャンブルで負けた分を取り戻そうとしたことがある
  • 本当は負けたのに、勝ったと嘘をついたことがある
  • ギャンブルをやめたいのにやめられないと感じたことがある
  • ギャンブルの証拠を家族に隠したことがある
  • ギャンブルのせいで仕事や学校などを犠牲にしたことがある
  • ギャンブルが原因で借金まみれになっている
  • ギャンブルが原因の借金で返済に困っている

これらに当てはまる数が多いほど、ギャンブル依存症になっている可能性が高いといえます。

ギャンブルで借金を繰り返している方は、ギャンブル依存症だけでなく、借金していないと落ち着かなくなる「借金依存症」になっている可能性も。いずれも一人で治すことは難しく、適切な治療が必要です。

ギャンブルを繰り返すということは、借金がある可能性が高いです。すぐに専門家に相談しましょう。支払えないほどの借金総額になってしまう前に、手を打つことが大事です。もし、借金が膨れ上がって返済が辛い、もう無理という場合は、 無料の借金減額診断で、借金が減らせる可能性を探ってみましょう。

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ギャンブルが原因の借金は危険!気づいたときには多額になっていることも

住宅や車の購入、生活費の補填、リボ払いなど…借金をする理由は人それぞれですが、ギャンブルが原因の借金は特に危険と言われています。

なぜギャンブルで作った借金は危険なのか、理由は次の2つです。

  • 金銭感覚が狂いやすい
  • 借金を繰り返しがちになる

詳しく見ていきます。

ギャンブルの借金が危険な理由① 金銭感覚が狂いやすいから

例えば、パチンコでそこそこ勝てたとき、「こんなに簡単にお金が手に入るんだ!」と感じ、普通に働くよりも短時間で楽しく稼げることに魅力を感じるものです。

大金をつぎ込むほど、買ったときのリターンは大きく、次も大金をつぎ込むと勝てるに違いない!と思ってしまうでしょう。

しかし、勝てる確率が負ける確率より高いわけがありません。大金をつぎ込めば、負けたときの損失も大きくなるリスクがあるのです。

時間さえあればギャンブルするようになって勝ち負けを繰り返すと、だんだん負けた分を取り返したいという思いが強くなり、他のお金を削ってまでもギャンブルに充てるようになっていきます。

「千円じゃ何もできない」「1万円しか勝てなかった」「食事にかけるお金がもったいない」などと思うようになると、金銭感覚が麻痺してきている証拠。

短時間で大金を得たり失ったりを繰り返していると金銭感覚はだんだん狂っていきます。

借金をしてでも勝ちたい!という願望が強くなりお金を借りるようになると、あっという間に借金が100万円などの大金になってしまうこともあり得ます。

金銭感覚が麻痺していると、100万円ぐらい大したことないと思いがち。ギャンブル依存の末路として、借金返済に苦しむことになるでしょう。

ギャンブルの借金が危険な理由② 簡単に借金を繰り返してしまうから

ギャンブルは、勝つこともあれば負けることもあり、結果は偶然に左右されるのが大きな特徴です。それがギャンブルの魅力でもあり怖さでもあります。

何回負けても「次こそ勝てるはず!」と借金を繰り返していると、当然借金は増えていきます。ギャンブルで借金する人は、「勝てば返せる」という思考に陥りやすく、「勝ったときに返せばよい」と簡単に借金を重ねがちです。

ギャンブルで借金をする人は、借金に対する抵抗感や罪悪感がなく、簡単に借金してしまう傾向があります。

ギャンブルが原因の借金は、短期間で多額になりやすく、気づいたときには返済できないほどに膨れ上がっていることも珍しくありません。多重債務者になってしまっている可能性もあります。

ギャンブルが原因の借金を完済するにはどうすればよい?おすすめの方法

ギャンブルが原因の借金を完済するために重要なのは、次の5つです。

  • 現在の借金の状況を明らかにする
  • 家計を見直して節約する
  • 無理のない範囲で返済計画を立てる
  • ギャンブル依存症の場合は治療する
  • ギャンブルから足を洗う

①ギャンブルの借金を完済するための第一歩は、現在の借金の状況を明らかにすること

借金問題を解決させるために大事なのは、自分の借金の状況を明らかにすることです。

  • どこからいくら借りているのか
  • それぞれ金利はいくらなのか
  • 毎月いくら返済しているのか
  • あとどれだけ返済すれば完済できるのか

などをすべて書き出しましょう。複数社から借入していて多重債務になっている方は、借入額や返済日がバラバラで状況を把握できていない人も多いでしょう。

月々の返済負担を抑えようと毎月の返済額を少なくして、利息だけを返している状態になっていませんか?完済までのあといくら返済する必要があるのか、どれくらいかかるのかをはっきりさせておきましょう。

②ギャンブルでいくら使っているか?など、家計を見直して節約する

借金の状況が明らかになったら、次は収支を見直し、返済にいくら充てられるのかを明らかにしましょう。

毎月の固定費や食費をはじめ、ギャンブルにいくら使っているのかも計算し、無駄な出費があれば見直してください。

光熱費や外食費の節約をはじめ、格安スマホへの変更やサブスクの解約など、できるところから削っていきましょう。

節約だけでなく、副業で収入を増やすのも有効です。

③ギャンブルの借金返済のために、無理のない範囲での返済計画を立てる

そして、借金の完済に向けて欠かせないのは返済計画を立てることです。計画なしに返済を続けていては、いつまで経っても完済できない恐れがあるからです。

無理のない範囲で具体的な返済計画を立て、毎月〇日にいくら返済するのか、完済まで〇年かかるのかなどを把握しておけば、モチベーションアップにもつながります。

ボーナスや臨時収入が入ったときに「繰り上げ返済」するのもおすすめです。

繰り上げ返済とは、毎月の決まった返済以外にも返済をして、残債を早く減らしていく方法。繰り上げ返済で返したお金は元金に充てられるので、余裕のある月は積極的に行うとよいでしょう。

金利が高い場合は、今よりも金利の低い他社への「借り換え」がおすすめです。複数社から借りている場合は一社からまとめて借りる「おまとめローン」によって利息を減らせる可能性があります。

④ギャンブル依存症の場合は治療が必要!借金問題解決と同時に動こう

借金を解決できてもギャンブル癖が治らないことには意味がありません。再びギャンブルで借金を作ってしまう可能性が高いでしょう。

前述したセルフチェック項目を参考にギャンブル依存症かどうかチェックしてみてください。

ギャンブル依存症、またはギャンブル依存症になりかけている状態であれば、適切な治療を行う必要があります。

ギャンブル依存症の相談ができるのは以下の機関です。

  • 保健所
  • 精神保険福祉センター
  • 自治体の依存症の関する相談機関
  • 法テラス(日本司法支援センター)
  • 消費生活センタ―

治療ができるのは以下の機関です。

  • 専門の病院(精神科)
  • ギャンブル依存症の自助グループ

ギャンブル依存症の治療は、依存症を扱っている医療機関で行えます。依存症は心の病気なので自分で治すことは非常に難しく、精神科で適切な治療を受けることになります。

ギャンブル依存症の治療はこれまで保険適用外で自費で支払う必要がありましたが、令和2年4月から公的医療保険の適用対象になり、受診しやすくなりました。

治療方法は基本的に、カウンセリング、投薬治療、自助グループへの参加です。カウンセリングは定期的に行うことで効果が表れるため、複数回行う必要があります。

ギャンブル依存症を治す薬というのは無いですが、症状に応じて適宜薬も処方されます。ギャンブルのことばかり考えて眠れない人には睡眠薬、症状を緩和させるために安定剤などが用いられます。

自助グループは同じ症状の人やその家族で結成されたグループです。同じ体験をしている人たちと出会うことで、「辛いのは自分だけじゃなかったんだ」と楽になります。定期的に参加し、話し合うことで症状の改善が期待できるでしょう。

ギャンブル依存症は簡単に治るものではありません。人によって差はありますが、完治までおよそ3年かかると言われており、気長に向き合っていく必要があるでしょう。

ギャンブル依存症の窓口について詳しくはこちらをご覧ください。
消費者庁 ギャンブル等依存症でお困りの皆様へ

⑤ギャンブルから身を引いて、ギャンブルによる借金を二度と増やさない

ギャンブルが原因の借金を根本的に解決するために最もよい方法は、ギャンブルをやめることです。

好きなギャンブルをやめるのは難しいですが、ギャンブルで借金していることによって家族や生活にまで影響が出ている場合は、すぐにやめるべきです。

ギャンブルをやめるために必要なのは自身の強い意志です。さきほど紹介した相談先へ相談したり、カウンセリングを受けたりするのが効果的です。

  • 家族に相談して助けてもらう
  • SNSで報告・共有する

といった方法もおすすめです。

中毒性の高いギャンブルをやめるのは簡単なことではないので、家族の援助を受けるのは方法のひとつです。依存症の家族を対象とした相談会や講座も多数開かれています。

家族は、ギャンブルをやめることを強制したり責めたりするのではなく、一緒に頑張ろうという姿勢を見せることが大事です。

SNSで「断ギャンブル〇日目」と報告し合いながらギャンブル断ちに取り組んでいる人もいます。一人で抱え込むのではなく、自分の気持ちを誰かに伝え協力し合うことが回復につながりやすくなります。

夫、妻がギャンブルにハマって借金…ギャンブルを理由に離婚するのは難しい!専門家に相談を

ギャンブルが理由で離婚をすることは両者の同意がない限り、簡単ではありません。ギャンブル依存症でも法定離婚事由にはならないため、協議離婚するならどうにかして同意を得る必要があります。

両者の同意がない場合は、裁判所を介して離婚できる可能性はあります。配偶者がギャンブルに依存していて生活にも影響が出ているなど、ギャンブルが「不法行為」とみなされれば慰謝料も請求できます。

例えば、ギャンブルにばかりお金を使って生活費を入れない、定職に就かない、ギャンブルのが原因の借金で生活が圧迫されている、などは法廷離婚事由になる可能性があります。

離婚を望んでいる方は、弁護士や司法書士に相談してみましょう。

ギャンブルで作った借金、完済どころか、今の借金返済がきつくて無理…という方はどうすればよいのでしょうか。

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ギャンブルで作った借金を返せない、返済できないとどうなる?滞納放置すると起こること

ギャンブルによる借金を返済できないとどうなるのでしょうか?

短期間で膨れ上がりやすいギャンブルでの借金は、返済できない状況になってしまう可能性が高いです。すでに借金地獄に陥っていて困っているという方もいるでしょう。

返済できずに借金を放置していると、次のような流れで状況は進んでいきます。

  • 督促や取り立てがスタートする
  • 個人信用情報機関(いわゆるブラックリスト)に登録される
  • 一括返済するよう求められる
  • 訴訟を起こされる
  • 差し押さえ

まず、返済期日を過ぎると早ければ翌日に電話で督促されます。応じないと督促状が自宅に届き、何度も返済を催促されます。返済が遅れたことに対する罰則として、遅延損害金も加算されていきます。

電話の際に「○○日まで待ってほしい」など誠実に対応すれば返済を待ってもらえることもありますが、督促を無視すると債権者側の口調や文面は徐々に強くなっていきます。

滞納が長引くほど遅延損害金は高額になり、負担は増えていきます。

滞納から約2~3ヶ月経過すると、個人信用情報機関に滞納したという事実が登録され、いわゆるブラック状態となります。

ブラック入りすると、次のようなことができなくなります。

  • クレジットカードの利用、新規作成
  • ローンを組むこと
  • 携帯電話やスマホの機種代の分割払い
  • 借金の保証人になること
ブラックリストに載る期間は、滞納を解消してからおよそ5年間です。滞納解消となるのは、元金のみならず、利息や遅延損害金もすべて返済し終わったときです。

ブラックになるのと同じ頃、一括返済するよう請求書も届きます。応じないと、債権者は訴訟を起こし、裁判所から通知が届きます。

そして、最終的に給与や財産を差し押さえられるという最悪の事態に発展するのです。

滞納しても状況はどんどん厳しくなるだけです。差し押さえを回避し、借金問題を根本的に解決するには、できるだけ早く弁護士や司法書士などの専門家に相談するのがおすすめです。

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ギャンブルが原因の借金は、借金問題を根本から解決できる債務整理で解決がおすすめ!

「滞納してしまって困っている」「どうしても返済できない」という場合は、債務整理という解決方法があります。

債務整理は「借金救済制度」とも呼ばれ、合法的に借金を解決させる手段です。

借金を返済できず、苦しんだり悲しい結末を迎えたりする人たちを減らそうと国によって作られた制度なので、借金が減るなんて「嘘」「詐欺」では?と思う方もいるようですが、決して怪しいものではありません。

債務整理には任意整理個人再生自己破産などの種類があり、手続きすることによって借金を減額または帳消しにすることができます。

どの手続きが向いているか自分で判断するのは難しいので、弁護士や司法書士に判断を仰ぎ、自分の借金の状況や収入の状況に合わせて最適な手続きを行う必要があります。

「任意整理」で利息をカットし元金のみの返済へ!月々の返済負担が軽くなる

任意整理は、債務整理の中では最も多くの人が利用している手続きです。

元金はカットできませんが、将来利息をカットすることで返済の負担を軽減します。債務整理の中では唯一裁判所を介さず、弁護士や司法書士が債権者と直接交渉します。

元金は3~5年かけて分割で返済していかなくてはいけないため、ある程度安定した収入や返済意思があることが利用の条件となります。

任意整理には、次のようなメリット・デメリットがあります。

メリット ・将来利息をカットして返済負担を軽減
・対象の借金を選べる(保証人付きの借金を除外できる)
・手続きが早い(約3~6ヶ月)
・過払い金が見つかるかもしれない
・財産を手放す必要はない
・借金の理由は問われない(ギャンブルでも可)
デメリット ・ブラック入りする
・他の方法に比べて減額効果は低い

「個人再生」で元金含めた借金を大幅に減額し、残りを分割返済にして負担減にしよう!

個人再生は、借金の「総額」を約5分の1~最大10分の1に圧縮し、返済の負担を軽減する手続きです。

「住宅ローン特則」という制度を使えば、マイホームを残したまま手続きできるのが特長です。

任意整理と同様に、減額された借金は3~5年かけて分割で返済していかなくてはいけないため、利用にあたって安定した収入は必須条件です。

個人再生には、次のようなメリット・デメリットがあります。

メリット ・借金を大幅に減らして返済負担を軽減
・マイホームを維持できる
・借金の理由は問われない(ギャンブルでも可)
デメリット ・ブラック入りする
・手続きが複雑で時間も費用もかかる(約半年~1年、費用は70万円ほど)
・保証人や連帯保証人が代わりに返済しなくてはならない
・官報に個人再生した事実と住所氏名が載る

「自己破産」で返済を全額免除、多額の借金もチャラにすれば人生やり直しがしやすい

自己破産は債務整理の中で最も減額幅が大きい方法で、借金を0にする手続きです。

どれだけ多額の借金でも、免責が認められれば「返済は全額免除」されるという大きなメリットがあります。逆に、一定額以上の財産を失うなどのデメリットもあります。

自己破産の特長は借金をすべて返済しなくてよくなること。任意整理や個人再生は、手続き後に返済していく必要があるため「返済能力」が問われますが、自己破産は逆に返済能力があると利用できません。

自己破産には、次のようなメリット・デメリットがあります。

メリット ・借金がチャラになる
デメリット ・ブラック入りする
・20万円以上の価値ある財産は没収される(管財事件の場合)
・借金の理由を問われる(ギャンブルは原則不可)
・手続き中に制限を受ける職業がある
・官報に自己破産した事実と住所氏名が載る

自己破産には管財事件と同時廃止事件の2種類があり、管財事件は換価できる財産がある場合の手続きです。

一般的に自己破産する人はめぼしい財産がないことが多く、同時廃止事件となることが多いです。

ギャンブルが原因の借金でも自己破産できる可能性はある!

ギャンブルが原因だと、自己破産は原則不可…なら、自己破産はできない・・・と完全に諦めるのはまだ早いです。

自己破産には、免責不許可理由といって、免責が下りないことがあります。

  • ギャンブルや浪費が原因の借金である
  • 過去7年以内に自己破産をしたことがある
  • 裁判所に虚偽申告をした

これらは、免責不許可事由の一部です。つまり、基本的にはパチンコやパチスロ、競馬といったギャンブルで作った借金を自己破産でチャラにするのは難しいのが現状です。

がしかし、これらに該当しても「裁量免責」といって裁判所から許可が出れば自己破産できることもあります。

裁量免責は、誠実な姿勢を見せることで認められやすくなります。しっかりと反省して嘘はつかない、更生に向けての意欲を見せる、もうギャンブルはしないなどを心がけるとよいでしょう。

裁量免責は、弁護士や司法書士に依頼することでも認められやすくなります。

免責不許可事由に該当する場合、自己破産は管財事件で進められ、同時廃止事件よりも手続きが複雑です。弁護士のサポートなしでは難しいでしょう。

債務整理(任意整理、個人再生、自己破産)は専門家に手続きを依頼せずに自分で手続きすることも可能ですが、債権者が交渉に応じない、手続きが煩雑で難しい、書類がよく分からないなど様々なリスクがあるので専門家に力を借りるのがおすすめです。

債務整理を得意としている(実績が豊富である)弁護士事務所や司法書士事務所は沢山あります。抜粋して紹介しておきます。

事務所名ベリーベスト法律事務所弁護士法人響渋谷綜合法務事務所アヴァンス法務事務所
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所属第一東京弁護士会第二東京弁護士会、大阪弁護士会など東京司法書士会大阪司法書士会所属
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ギャンブルが原因の借金は、依存症とWで解決が必要!借金については早めに弁護士や司法書士に相談しよう

債務整理の手続きは、弁護士や司法書士に依頼することで、次のようなメリットが得られます。

  • 自己破産で、免責不許可事由に該当しても裁量免責で手続きを進められる
  • 取り立てをすぐにストップできる
  • 面倒な手続きをお任せできる
  • 任意整理や過払い金の「交渉」をお任せできる
  • 金融業者になめられない、交渉にスムーズに応じてもらえる
  • より良い結果が得られやすい

ギャンブルが原因の借金でも自己破産が100%できないわけではありませんし、自分に合った借金解決の方法を導いてもらえるため、あきらめず、早めに弁護士や司法書士に相談しましょう。

専門家の力を借りることで、借金問題とギャンブル問題の両方を解決できるでしょう。

さらにギャンブル依存症、パチンコ依存症の場合は長い目で改善を目指すことが必要になってくる可能性があります。

パチンコ依存症をはじめ、その他ギャンブルに依存してしまっている場合、債務整理をしても、また借り入れをしてギャンブルをしてと繰り返してしまって、借金まみれの生活に逆戻りしてしまうかもしれません。借金問題と併せてギャンブルへの依存、パチンコへの依存を解決していくことが必須です。

上記のような相談窓口を活用することで、借金問題を抱えない生活へと改善していく努力をしていきましょう。長丁場になるかもしれませんが、諦めずにできることから始めていってみてください。

決して、「夜逃げ」であったり「闇金から借り入れ」などに走ってしまっていは行けません!何も解決しないばかりか、借金はどんどん増えていく一方です。
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